障子紙ってどう選ぶ?美しさ・機能・金額のバランス

障子紙を選ぶとき、みなさんは何を一番に考えますか?
見た目の美しさ、質感、破れにくさやお手入れのしやすさ、そしてもちろん、価格!
今回は「見た目(美しさ)」と「機能」と「価格」のバランスに注目して、障子紙の選び方についてお話しします。

「見た目の美しさ」を重視するなら

障子ならではの「和紙の風合い」を楽しみたい!という方も多いかと思います。
手漉き和紙の柔らかな透け感や、繊維の自然な表情は、機械漉き障子紙にはない美しさがあります。
また、模様入りの障子紙で個性を出すのもおすすめです。
例えば:

  • 手漉き和紙の障子紙:繊維の流れや色味に個性があり、機械漉きにはない独特の風合いがあります。
  • 伝統柄入りの障子紙:桜や麻の葉など、さりげない模様入りで、空間をより引き立てます。
    機械漉きの高級障子紙:手漉き和紙の風合いを持ちながら、繊維が均一で強度があります。

見た目の美しさを優先するなら、少々デリケートでも、こうした障子紙を選ぶのもおすすめです。


「機能」を重視するなら

障子紙は一般的に和紙で作られていますが、最近は「強化障子紙」「樹脂加工障子紙」など、破れにくさを追求した製品も多く出ています。
特に小さなお子さんやペットのいるご家庭では、こうした丈夫な障子紙が人気です。
例えば:

  • 強化障子紙:繊維が強化されていて、引っかきや衝撃に強い。開け閉めの際に指が当たった、程度では破れることはありません。
  • 樹脂加工障子紙①:和紙をPET樹脂でサンドしたもの。通常の和紙よりも水や汚れに強い。日常生活の使用で破れることはまずないので張り替えの頻度は減ります。施工の際は、両面テープを使用します。
    樹脂加工障子紙②:PET樹脂を和紙でサンドしたものがあり、通常の和紙よりも水や汚れに強い。日常生活の使用で破れることはまずないので張り替えの頻度は減ります。施工の際は、木工用ボンドを混ぜて、通常より濃い糊を使用します。

「破れにくさ」を重視するなら、これらのタイプが選択肢に入ります。一方で、樹脂加工障子紙の場合、調湿機能はないので、湿気の多い場所での使用は結露やカビに注意が必要です。


「価格」を重視するなら

ホームセンターやインターネット上で販売されているDIY用の障子紙には、かなり安価なものがあります。人に見られる部屋ではないから。とか、破れている1枚だけ張り替えたい。のように、とにかく安価に済ませたい、というような場合は、このような障子紙をご自身で張り替えることもアリだと思います。
ただ、このような安価な障子紙は、かなり薄く出来ており、破れやすく変色もしやすいので、短期間で張替えが必要になる場合も多いのでご注意ください。


最後に

障子紙選びは、使うお部屋の雰囲気やご家族のライフスタイルによっても変わります。
「美しさを優先するのか」「機能を重視するのか」「とにかく価格なのか」――ぜひご自宅の障子に合った一枚を選んでみてください。

障子張替えについてはこちらもご覧ください。

障子張替えをご依頼いただく際の流れについてはこちらをご覧ください。

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