小学校のお祭りで掛軸風クリスマスツリー作りました。

プロフィールページにも書いておりますが、わたくし、3児の父でもありまして、
日々、育児の合間に仕事をする、という生活を続けております。
私事ですが、この度、上の子と真ん中の子が通う小学校で、縁あって、お祭り委員を担当させていただき、
去る11月に無事に祭り本番を終えることができました。

そんな祭りの企画の一つとして、「子供たちに、たくさんのシールを貼ってもらい、アート作品を創る」というものがありました。
時節柄、シールを貼る台紙は、もみの木にして、シールを貼ってもらって、クリスマスツリーにしよう、ということになりました。

全校生徒1,000人を超えるマンモス校で、不特定多数の子どもがシールを貼れるようにするため、
台紙はかなりの大きさにする必要があります。
大きな紙の手配は得意分野!というわけで、私が制作させていただくことになりました。

設置場所と、小学生の身長を考慮し、だいたいの寸法を割り出しました。こんなイメージで。

さっそく、紙を手配します。
鳥の子紙と呼ばれる、襖や、額の背面に張る和紙です。

続いて、こちらをカットしていきます。

もみの木の背面になる黒の紙。2枚の鳥の子紙を真ん中で繋いでいます。

そこにもみの木を乗せてみます。

木の頂点の金色の星、型に沿って裁断します。運よく金屏風などで使う金箔紙の端材がありました。

裁断したもみの木と星に糊をつけ、黒紙の台紙に張ります。(使うはもちろん正麩糊!)

これにて完成!

、、でも良いのですが、糊の水気で紙がぶよぶよしていたり、美しい仕上がりとは言えません。
(父からも、ここまでやるなら裏打ちしたら?と言われました(笑))
と、いうわけで全体に裏打ちをし、板に張って乾かしました。
しっかり乾かした後は、掛軸と同様に軸棒・八双を取付け、吊り下げるための金具を付けました。

あくまでも数日間の展示用の簡易的な作品ですので、細部の仕上がりへのつっこみはご容赦ください、、(笑)

見た目は掛軸っぽいですが、工程としては表具師的には似て非なるものでもあります。
そんなわけで、果たしてちゃんとピッタリ平らに掛かる(飾れる)のか店内で事前確認です。

おー、なんとか大丈夫そう!

と、いう訳で実際の設置場所に運びます。事前に想定していた場所には掛けられませんでしたが、
わずかに離れた場所に飾ることができました。

迎えたまつり当日。

多くの方にシールを貼ってもらえました。色とりどりの丸シールが貼られ、
学校オリジナルのクリスマスツリーの完成です。
このまま廃棄するのはもったいないということで、校舎内に掲示することになりました。

こんな感じでクリスマスまでの間、学校の廊下に飾られることに。

年に一回、1,000人超の来場者が来る小学校のおまつりに、このようなかたちで関わることができ
大変貴重な経験をすることができました。

超大型掛軸のご依頼、お請けできるかはわかりませんが(笑)、
ご相談があれば、ご連絡ください!

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