書道作品、額装中
先日ご案内しました7月末の書道展覧会に向けて、作品のレンタル額装作業中です。
先日のブログでは作品の裏打ちまでご紹介しましたが、
今週はその作品をいよいよレンタル額に貼り込んでいく作業です。
レンタル額はいろいろなサイズをご用意しています。
ご希望によって、枠なしのパネルをお選びいただくこともできます。
写真左上が枠なしパネル、右上がレンタル額に仕立てたところです。
作品の背面の色ももちろんお選びいただけるのですが、
これについては、表具師にお任せ、の場合も多いです。
作品に合わせて、青地にしたり、赤地にしたり、
さらに、覆輪(ふくりん)と言われる細い筋を周りに入れて
作品を際立たせるという方法を取ることもあります。
いずれも、表具師の経験とセンスが物を言う大事な仕事です。
ちなみに、掛け軸や屏風のご注文についても、
詳細はお任せ、の場合が多くあります。
大切な作品を活かすためにどのような仕立てにするか…。
表具師の仕事は奥が深いです。
※書道展用のレンタル額についてはこちらのページもご覧ください。