表具技能祭2017 その1
表具の勉強で通っている学校の
技能祭(文化祭)が11月3日に開催され、
私は、掛軸、和額、屏風、インテリアパネルを
出展しました。
当ブログにて何回かに渡り、
作品をご紹介してまいりますので
お付き合いいただければ幸いです。
まずは掛軸です。
通常、表具師が掛軸を仕立てるときは、
お客様から本紙となる作品を預かり、軸装します。
本紙は、お客様自身が描かれた絵や書、
または所蔵されている作品の場合がほとんどです。
今回の技能祭の掛軸では、せっかくの機会なので、
お客様側の気分も味わってみようと思い、
自分で本紙を描いてみました。
和室・床の間ではなく、洋室・リビングに掛けても
おかしくない掛軸にしようというのが
一応のコンセプト、、でした・・。
結果としては、本紙・軸装ともに、
いろいろと不本意な出来に・・。
唯一、満足行く出来だったのは、
消しゴムで作った落款(判子)です・・。
今後とも、ますます精進してまいります!!