書道作品のパネル仕立て

涼しい日々が続き、すっかり秋を感じるようになりましたが

いかがお過ごしでしょうか。

芸術の秋、さいたま市展も絶賛開催中です。

 

さて、書道作品の表装というと、やはり額装が中心ですが、

パネル仕立てにするという方法もあります。

特に小さい作品であれば、周囲の裂に趣向を加えて

作品を引き立てるというのも面白いかと思います。

何種類かの裂を張り分けたり、筋を入れたり、

表具師のセンスが試されます・・・。

 

作品を張り込むとこんな感じになります。

ご自宅に飾ったり、贈り物にも最適かと思います。

ぜひぜひご検討ください。

 

 

「東京都職業能力開発協会会長賞」受賞

昨日、一昨日と新宿駅の西口広場イベントコーナー

にて、「職業訓練校生徒作品展’18&匠の技展」

という催しがありました。

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私は、昨年の職業訓練校技能祭にて

出展した作品(掛軸・額・屏風・インテリアパネル)

を今回も出展し、その中の「額」が

「東京都職業能力開発協会会長賞」を

いただきました。

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表具の訓練校だけでなく、

建築・着付け・製本・畳・板金・美容の各訓練校と、

貴金属・椅子張り・印章・寝具・洋裁・和裁・調理

等の各技能士会に所属する皆様の作品が

展示されており、またいろいろな体験コーナーも

充実していました。

 

私は印章技能士会のブースで篆刻の体験を

しましたが、技能士の方から一時間以上に渡って

丁寧に指導をいただき、満足のいくものが

作れました。「武笠」の「武」の字です。

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今年の4月で訓練校を卒業とするため、

来年なイベントには関わることができませんが、

また機会があれば参加してみたいです。

 

 

表具技能祭2017 その3

表具技能祭に出展した和額のご紹介です。

 

前回ご紹介した屏風と同じく、

下地骨の状態に「骨縛り」「骨ベタ張り」

「蓑張り①」「蓑張り②」「蓑押さえ張り」

「下袋」「上袋」と下張りを重ねました。

 

続いて、裂の柄を合わせて張り、

金襴の筋、本紙を張り込んで、

縁を取り付ければ完成です。

柄合わせはかなり手こずりました・・。

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全景はこちら。

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書は私が書いたものではないですが、

「楽亦在其中矣」という論語の中の一節からの引用で、

『質素な暮らしの中にも楽しみはある』という

意味の言葉とのことです。

 

次回はインテリアパネルをご紹介します。