書道展覧会の額装
今月も書道展覧会の額装のご依頼を
多数いただいております。
当表具店では、様々なサイズのレンタル額を
保有しており、
お客様の作品寸法に合わせて、
ご提供することができます。
また、作品を引き立てる地(ベース)の
部分の布・紙の色や、
作品の周囲にアクセントとなる筋(すじ)
を入れることもできます。
展覧会への出展をご検討の際は、
こちらのページもご覧いただき
是非お気軽にご相談ください。
搬入や搬出なども代行して行います。
立地的に、埼玉会館、埼玉県立近代美術館、
うらわ美術館などは
特にご近所ですので、得意分野です!
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話は変わりまして。
先週、表具の作業に欠かせない糊作りを
しました。
生麩(しょうふ)糊という、小麦粉でん粉を煮て作る
表具作業に適した糊です。
右の写真のように糊を入れた甕を和紙で封をして、
次に蓋を開けるのは1年後。
糊の表面を覆うカビをきれいに取り除いて、
再び和紙で密封。
それを5年程度繰り返すと「古糊」が完成します。
この「古糊」は通常の糊より接着力が弱くなり
表具作業に適した糊となります。
なぜ接着力の弱い糊が表具に適しているのかは
また改めてご説明したいと思います!