表具技能祭2017 その2
表具技能祭に出展した屏風のご紹介です。
下地骨の状態に「骨縛り」「骨ベタ張り」
「蓑張り①」「蓑張り②」「蓑押さえ張り」
「下袋」「上袋」と下張りを重ね、
縁(へり)の裂地を張った状態がこちらです。
この本紙部分に、金箔・銀箔の砂子蒔きをします。
縁の裂地が花柄だったので、同じかたちの型を作り、
そこに箔を蒔きました。
これだけだと少々物足りないので、
この色味に合いそうな和紙を裏打ちし、
同じ花型でカットし、張ることにしました。
仕上げに、掛軸にも押した落款を押して完成。
一気に作品ぽくなりました。
全体像はこちら。
いかがでしたでしょうか。。
また後日、和額・インテリアパネルも
ご紹介してまいります。